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フッ素による虫歯予防について 

皆様こんにちは。
当院HPをご覧頂きありがとうございます。

本日は歯磨き粉などのCMなどでもよく耳にするフッ素についてのお話です。
現在国内で市販されている歯磨き粉の多くにはフッ素が含有されております。
そのフッ素は主に3つの働きをします。

1つ目は歯の表面の再石灰化を促します。
唾液に溶解しているハイドロキシアパタイトが歯の表面に取り込まれるのを助ける働きをします。

2つ目は虫歯菌の活動を抑えます。
歯垢(プラーク)内にフッ素の微粒子が入り込むことによって細菌の活動を邪魔します。

3つ目は歯を硬く(強く)します。
虫歯菌によって産生される酸に歯が溶けにくくします。

虫歯が初期の段階(表層脱灰や白濁段階)でればフッ素の働きによって進行が抑制できたり改善することがあります。
また歯磨き粉の他に、お子様の乳歯や生えてすぐの永久歯(幼弱永久歯)に対して、年に2~4回歯科医院にて高濃度フッ素(9,000ppm以下)を塗布したり、フッ化物洗口(ぶくぶくうがい)をすることによって、よりう蝕予防効果が期待出来ます。

以前は市販の歯磨き粉に含まれるフッ素濃度は1,000ppm以下でしたが、現在では1,500ppm以下と上限濃度が上がった製品も出てきており、当院でも取り扱いしております。
歯磨き粉やフッ素塗布等について詳しくは当院スタッフまでお尋ねください。

歯科医院でのフッ素塗布は保険適用外(当院では税込み550円)となりますが、障害者手帳・愛の手帳等をお持ちの方については、当院でのフッ素塗布については料金はかかりませんので受付にてお申し出ください。

日暮里で歯科医院をお探しの際は、ぜひ市来歯科医院にお任せください。

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