診療案内Medical

入れ歯

  • 入れ歯の悩みは多様で、合わない、落ちる、噛み合わせが悪い、噛めない、食事が美味しくない、発音がおかしくなったなどの声をよく耳にします。
    このような声を踏まえ、当院では患者様に快適に使って頂ける入れ歯をお作りしています。
  • レジン床義歯(プラスチックの入れ歯)

    保険で使用される一般的な入れ歯です。プラスチック製なので、割れないように、ある程度の厚みが必要になります。厚みがあるので、うっとうしく感じる方もいらっしゃいます。

  • 金属床義歯

    金属床義歯とは義歯床が金属で出来ている入れ歯です。義歯床を金属にすることで入れ歯自体を薄くすることができるので、保険適応の入れ歯よりも発音しやすく、違和感が少ない入れ歯です。金属床義歯はコバルトクロムやチタン、金合金などを使用し、総義歯も部分義歯もございます。

  • ノンクラスプデンチャー

    ノンクラスプデンチャーとは、金属のバネが無い審美性に優れた義歯です。素材は、プラスチック系のナイロン素材で半透明で歯ぐきの色と似ており、軽くて弾力性があり、破折に強い素材でもあります。

ノンクラスプデンチャーの特徴

  • 金属クラスプを使用していない為、義歯を入れていることが分かりにくく、審美性に優れている
  • 義歯を薄く出来るので、違和感が少ない
  • 弾力性に優れているので、割れたり折れたりしにくい
  • 金属を使用していない為、従来の義歯より軽い
  • 義歯全体を同一の材料で製作しているので、食べ物が挟まりにくく適合性に優れている
  • 金属アレルギーの心配がない

デメリットとしては、経年変化で歯肉色の部分の変色があったり、破損した際の修理や義歯への増歯は出来ません。

小児歯科

大切なお子様の歯を守るためにフッ素塗布やクリーニングを行っております。もちろん虫歯治療や残存した乳歯の抜歯、小帯切除などの処置も行っております。また、治療だけでなくお子様の歯並びの矯正や咬合誘導での治療もしています。
お子様には歯医者さんを怖がって行けなくなってしまうことを防ぐため、絵カードを使ったり、実際に器具に触ってもらったりとお子様に合わせて歯科医院に慣れてもらえるよう工夫をしております。お子様の歯のことでお悩みやご相談がありましたらお気軽にご相談ください。

お子様の虫歯予防

STEP01

歯磨き指導

子どもが歯磨きを好きになるように丁寧に指導いたします。
歯磨き、ブラッシング指導では、虫歯を防ぐために効果的なブラッシング法を楽しみながら、歯科衛生士が丁寧に指導していきます。
STEP02

フッ素塗布

萌出したばかりの乳歯は歯質がまだ脆弱なため、歯の表面にフッ素を塗布することにより、唾液中に含まれるミネラルを取り込みやすくすることで再石灰化を促進します。
年に2~3回のフッ素塗布をおすすめしています。
STEP03

シーラント

生えたてで虫歯になりやすい奥歯の溝の部分を埋めてしまい、虫歯の予防をする処置です。歯を削らずに行えるため、痛み無く治療できるのが特徴です。
奥歯は溝が深く、磨き残しをしてしまいがちです。その溝を歯科用の樹脂でカバーすることで、虫歯になりづらくします。特に生えたばかりの永久歯に有効です。お子様のお口の状態によって乳歯に行います。
STEP04

お子様が治療に向き合える環境

当院では、小さなお子様にも分かりやすいように絵カードを用いて説明を行っております。
泣いてしまったりと歯科医院が苦手なお子様でも、少しずつ慣れてもらえるよう治療の練習を行ってから治療を行っております。
治療の練習では絵カードで説明しながらお子様が治療に向き合える環境を作っています。

矯正歯科

歯科矯正治療とは機能を改善する治療です。

機能を改善すると必然的に歯並びが綺麗になるのです。噛みにくいだけでは無く、口が閉じにくいなどの悩みを改善し、日々の生活を豊かにします。
歯ブラシのしづらい歯並びは虫歯のリスクだけでは無く、歯周病のリスクも併せ持ちます。
歯列矯正はそれらのリスクを減らすことが出来るのです。
また、年齢を気にされる方もいらっしゃいますが、おいくつになっても矯正治療は可能です。
当院では、矯正の専門医が矯正治療を実施しておりますので、気になる方はまずご相談してみてください。
  • ブラケットワイヤーによる矯正治療

    ブラケットワイヤーによる矯正治療

    ワイヤー&ブラケットによる矯正治療とは、1つ1つの歯にブラケットと呼ばれる装置を付け、そのブラケットをつなげるようにワイヤーで歯並び全体を固定する矯正法です。
    ワイヤーで引っ張ることで歯を少しずつ移動させ、歯並びをキレイに整えていきます。矯正治療としてもっとも一般的に認知されている方法です。

    歯の表面(または裏面)にブラケットという装置を取り付け、そこにワイヤーを通して力を掛けることで、少しずつ歯を動かしていきます。ワイヤー矯正は歯にブラケットを付けなければならないため、見た目に影響しかねませんが、ブラケットには金属以外にも、透明なプラスチックやセラミックでできたものもあります(クリアーブラケット、セラミックブラケット)。
    ワイヤーにも複数の種類があり、審美性に優れたタイプもあります。

  • マウスピース矯正・イビザライン

    マウスピース矯正・イビザライン

    「矯正をやりたいけど、装置が見えてしまうから嫌だ」という方もいらっしゃると思います。
    近年では、そういった方のために“見えにくい矯正装置”も登場しています。

    取り外し式の透明なマウスピースです。
    1日20時間以上の装着が必要で、全ての症例で使えるというわけではありませんが、取り外しができるので歯磨きがしやすく、至近距離から見られても、ほぼ分かりません。

インビザライン(マウスピース型矯正装置)

インビザラインとはアラインテクノロジー社製の透明で目立たない審美性に優れたマウスピース矯正装置アライナーを使った矯正治療です。
当院では奥歯を動かさず外から見える前歯のみを動かす「invisalign Go」と矯正医による全顎矯正の「invisalign」の両方のシステムを採用しております。

インビザラインとは、透明なマウスピース型装置を歯につけて歯並びを矯正する、画期的な矯正治療法です。
患者様一人ひとりの歯に合わせてオーダーメイドで作られており、治療の段階に合わせて1週間~2週間に1回新しい装置に交換しながら少しずつ歯を動かし、歯並びを改善します。

インビザラインの特徴

  • 透明で目立たない
  • 取り外しができる
  • 治療計画をシミュレーションができる
  • 金属アレルギーの心配がない
  • 従来の矯正方法と比べて痛みが少ない

インビザライン(マウスピース型矯正装置)は透明で目立たず、周囲からも気にせず矯正治療が可能です。
また、取り外ずしができるため歯磨きや食事などの飲食もできるため、虫歯や歯周病のリスクも少なく衛生的に矯正治療ができます。
プラスティックのマウスピースのため痛みも軽減でき、金属アレルギーの心配がありません。

北詰 美弥

  • 日本矯正歯科学会認定歯学博士
  • 昭和大学歯学部卒業(2004)
  • 東京歯科大学にて卒後臨床研修(2004ー2005)
  • 東京歯科大学矯正学講座(2005ー2010)
  • 博士課程修了(2009)
  • おぐら矯正歯科勤務(2010ー2013)
  • 鶴木クリニック医科歯科・三田分院矯正担当(2013〜)

矯正の診察日について

毎月、第三土曜日の診療のみ矯正の診療を行っています。
※担当医の都合により変更の場合がございます。

詳細は医院までお問い合わせください。

ホワイトニング

  • 気になる歯の黄ばみや黒ずみ……ホワイトニングは、歯を削ることなく、専用の薬剤(ホワイトニング剤)を使うことで歯を明るく白くします。

オフィスホワイトニング

歯科医院で行うホワイトニングです。ホームホワイトニングより濃度の高い薬剤を用いて特殊な光を30分程度当てて作用させる方法です。個人差はありますが、1回の処置である程度効果が表れ、複数回行うことで白さを持続させます。

ホームホワイトニング

ご自宅で行うホワイトニングです。ホワイトニング剤を注入したマウスピース(歯科医院にて作製)を、毎日一定時間装着して歯を徐々に白くします。就寝時など好きな時間に行えます。

デュアルホワイトニング

歯科医院で行うオフィスホワイトニングとご自宅で行うホームホワイトニングを同時に行っていくホワイトニング方法です。
当院ではこの4回のオフィスホワイトニングと4週間のホームホワイトニングを行うデュアルホワイトニングを採用しております。

※詳しくは当院までお問い合わせください。

ホワイトニングについて

  • ホワイトニング前

  • ホワイトニング後

適宜歯牙の色調をチェックして行い、オフィスホワイトニングの間隔は7-10日間です。
標準治療期間は4-6週間で価格は50,000円になります。

1日目
  • 初診にてカウンセリング、施行方法やリスク、副作用等の説明
  • 口腔内歯牙の色調測定を行い、初診時の状態の写真撮影
  • マウスピース用の型を取ります。
2日目
PMTCを行い、オフィスホワイトニング1回目(30分間)
この日にマウスピースをお渡ししホームホワイトニングも併用で開始(4週間)
3日目
オフィスホワイトニング2回目(30分)
4日目
オフィスホワイトニング3回目(30分)
5日目
オフィスホワイトニング4回目(30分)

歯ぎしり・食いしばり

歯ぎしりと食いしばりの違い

歯ぎしりとは上下の歯を側方にすり合わせることによってギリギリと音がでるもので、「グライディング」といいます。
一方の食いしばりとは、上下の歯を強く噛み締めるのみで音がしないもので、「クレンチング」といいます。
「グライディング」と「クレンチング」の両方が混在するタイプの方もいらっしゃいます。

  • グライディング

  • クレンチング

歯ぎしり・食いしばりの機序

歯ぎしりや食いしばりは日中と夜間で性質が変わってきます。日中に起こるのはクセによるものが大きいです。
したがってその習癖に気づき、意識して改善しようと試みることができます。
しかしながら夜間に起こるものは睡眠時で起こるものを指すため、意識のコントロールで止めることは困難です。

通常、歯の組織(歯根膜)には咬合力を感知するセンサー(圧受容器)が存在し、強い力が加わると反射的に口が開く「開口反射」が備わっています。
しかし、睡眠中はこの反射機構が抑制されてしまいます。
そのため、日中の咬合力はご自身の体重程度と言われていますが、夜間の食いしばり時にはその2〜5倍(体重60kgの方であればその5倍で300kg)になると言われています。

歯ぎしり・食いしばりの原因

歯ぎしり・食いしばりの明確な原因ははっきりとしていません。
精神的ストレス、歯並び、噛みしめぐせ、飲酒、喫煙、遺伝などによるのではないかと考えられています。
夜間の歯ぎしり・食いしばりは眠りが浅くなっているときに起こることが明らかになっています。

歯ぎしり・食いしばりのセルフチェック

歯ぎしり・食いしばりをされている方の多くは無自覚です。歯科医院を訪れた際に歯ぎしりを指摘されて、初めて自覚したという方も多いと思います。歯科医院ではいくつかの所見から歯ぎしり・食いしばりを推測しています。ご自身でもチェック可能な項目もありますのでぜひ一度お口の中を覗いてみましょう。

(1)歯のすり減り・破折線

歯の先が平らになって形が変わっていませんか?
これは「咬耗」と呼ばれ、噛み合わせが強いことで歯の表面のエナメル質が摩耗することにより起こります。エナメル質は全身の中でもっとも硬い組織です。そのエナメル質がすり減るというのは相当な力が加わっていると考えられます。また強い咬合力によって歯に亀裂(透明な縦線)が入ってしまうこともあります。
  • 歯の擦り減りが見られる

  • 破折線が見られる

(2)骨の隆起

お口の内側にボコボコとしたコブのような固い膨らみはありませんか?
これは骨隆起です。上顎にあれば口蓋隆起、下顎にあれば下顎隆起と呼ばれます。強い咬合力が加わることによって骨が過剰に発達してしまい膨らみが現れます。
  • お口の内側の骨が隆起している

(3)歯の根元の欠けや歯肉退縮による知覚過敏

歯の根元が欠けていませんか?
歯に強い力が加わり、根元に負荷がかかりエナメル質がバリバリと欠けてしまうことによって起こります。また強い力が加わることで歯肉が下がってしまいます。これらによって知覚過敏の症状が出ることがあります。
  • 歯の根元が欠けている

(4)歯の浮遊感・動揺

歯を支える組織には歯根膜や歯槽骨があります。歯根膜は歯と歯槽骨をつなぐ組織で圧力を感知する役割があります。歯ぎしりや食いしばりによって歯根膜が炎症を起こす(歯根膜炎)と歯が浮いたような違和感を覚えたときに痛みを伴います。また歯槽骨にも慢性的に強い力が加わり続けると骨が痩せてしまい、歯がぐらついてきます。
  • 骨が痩せて歯がぐらつく

(5)起床時の顎の違和感・慢性的な肩こり・頭痛

朝起きたとき顎の関節や筋肉、こめかみに違和感があることはありませんか?
夜間に強い力で噛み締めることによって顎関節や咬筋、側頭筋という閉口筋に負担がかかります。筋肉への負荷は肩こりや頭痛の原因にもなります。また顎関節症を併発する場合があります。

(6)頬粘膜に咬んだ痕がある

起床時に頬の内側の粘膜を咬んでしまっている、あるいは白っぽい咬んだ痕はありませんか?
この頬粘膜の圧痕も歯ぎしりをしている方特有の所見となります。

歯ぎしり・食いしばりの治療方法

当院では歯ぎしり・食いしばりの治療で咬筋ボトックス注射療法(保険適応外)を取り扱っています。
ボトックス注射とはA型ボツリヌス毒素(天然タンパク質)による筋弛緩作用を利用して、発達した筋肉を緩める治療です。肥大化した咬筋にボトックス注射をすることで慢性的な歯ぎしり・食いしばりを改善することがきます。

エラボトックス注射後はおよそ2週間で効果がピークになります。効果の持続期間は3〜6ヶ月程度です。

  • メリット

    • 針の痛みはわずか
    • 処置時間が短い(5分程度)
    • 繰り返しの施術が可能
    • 噛みしめによって咬筋が発達している方は副次的に小顔効果が得られる
    • 施術後すぐの化粧が可能
  • デメリット

    • 自費診療
    • 効果は3~6ヶ月程度の個人差あり
    • 永続的ではない
    • 注射2~3日後に一時的な噛み疲れのようなだるさを感じることがある
    • 施術直後の規制がある
    • 妊娠中の方、授乳中の方、妊活中の方、18歳未満は施術不可

詳しくは当院までご相談下さい。

費用

両顎 ¥38,500(税込)

訪問歯科診療

訪問歯科診療ができます
通院が困難な方、ご自宅や施設にお伺いして治療ができます。

訪問歯科診療とは「歯科医院への通院が困難な方に対して、歯科医師がご自宅や各種施設へ歯の治療のためにお伺いすること」です。
当院の歯科医師や歯科衛生士がご自宅又は施設へとご訪問させていただき、口腔内の確認や治療、予防などの口腔ケアなどをしていきます。

こんな治療が受けられます

  • 歯科検診
  • 口腔内ケア
  • 義歯の作成
  • 虫歯の治療
  • 歯周病の治療

訪問歯科診療において、当院では様々な治療やケアを行っております。
患者様ご本人からはもちろん、ご家族の方のご希望などもお聞きしたうえで、現状の口内状況などから総合的に判断し、適切な治療・ケアをご提案させて頂きますのでお気軽にご相談下さい。

訪問歯科診療の流れ

STEP01

ご相談・お問い合わせ

まずお電話またはご来院にてお問い合わせをお願いいたします。
連絡先:03-3805-3445
訪問歯科診療においてのご質問についてお答えさせていただきます。
また、その際に患者様の情報をお聞きさせていただく場合がございます。
(お問い合わせにおいて患者様ご本人ではなく、ご家族の方や施設であればケアマネージャー様や施設ご担当者様でも問題ありません)
STEP02

ヒアリング・ご訪問

お電話またはご訪問にて患者様の状況をお聞きしております。
ご訪問の場合は患者様の口腔内状況についてご説明させていただき、今後の流れについてご説明させていただきます。
STEP03

治療・検診

治療や検診になります。
虫歯の治療や歯周病治療、入れ歯治療などの治療を行います。
治療後は口腔内ケアとして歯のクリーニングやメインテナンスを行います。
STEP04

定期検診

治療が終わりましたら定期的なメインテナンスとなります。

障害者治療

当院では東京都立心身障害者口腔保健センターの協力医として
医療連携を行い、障害のある方の歯科治療を行っております。

当院歯科医師の湯川が休診日に東京都立心身障害者口腔保健センターにて研修研鑽を行っており、口腔保健センターにて治療が終了した方の口腔ケアの逆紹介も受けております。
ダウン症・自閉症などを始めさまざまな障害のある方の口腔ケアを行っておりますので、治療を希望される方はお問い合わせください。

東京都立心身障害者口腔保健センター
https://tokyo-ohc.org/kanjatop/