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マイクロスコープを用いた根管治療のセミナーへ参加して参りました 

この度は市来歯科医院のHP・ブログをご覧頂きありがとうございます。

3月5日6日と歯内療法専門医の澤田則宏先生(東京都新宿区 澤田デンタルオフィス http://www.sawada-dental.com/)によるセミナー「マイクロエンド2日間実習コース」へ参加して参りました。


両日とも9:00〜18:00過ぎまでみっちりと講義と実習を行い、専門医の先生の考え方や技術を学んで参りました。


歯内療法とは歯の内部にある神経が虫歯などによって壊死をしてしまったり、歯根の先端部が感染してしまった際に行う処置の事をいい、目的は根管内に入り込んでしまった細菌などの感染源除去となります。


歯の内部は「細くて狭くて暗くて見にくい」という治療を行うにあたって非常に困難な場所ですが、マイクロスコープという機械を用いることで「明るく拡大して観察・治療する」ことによって、裸眼や拡大鏡では見えない部分を確実に到達することが出来ます。

また、マイクロスコープには4Kカメラを接続していますので、患者様にも動画や写真で説明することが可能になります。


当院で根管治療を行う際には基本的にラバーダム(ゴム製のシートで、主に根管治療の際に患部以外を覆うものです)という歯のカバーを使用し、処置を行う歯のみを露出させ、細菌を含んだ唾液などが根管の内部に入らないよう清潔に行っております。また、ラバーダムを行う事によって謝って器具や薬液がお口の中に入り込んでしまうことも防止することが出来ます。


澤田先生も講義のなかでおっしゃっていましたが、根管は歯の内部であり、身体の内部と一緒です。もしもお腹の手術を行う際に清潔ではない状態で手術をされるような事があっては治りませんし、考えるだけでゾッとしますよね。

可能な限り無菌的に清潔に行う必要がある処置なのです。


セミナーでは専門医が使用する最新の器具の使用方法もあり、早速積極的に当院でも取り入れております。


荒川区や日暮里でマイクロスコープを用いた根管治療をご希望の方はぜひ市来歯科医院までお問い合わせください。

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