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ダイレクトボンディングのハンズオンセミナーに参加して参りました 

この度は日暮里の市来歯科医院のホームページ・ブログをご覧頂きありがとうございます。
11月18日、19日の2日間、ダイレクトボンディングのハンズオンセミナーに参加して参りました。
患者様には予約が混み合っている中で休診とさせて頂き大変ご迷惑をおかけしました。

ダイレクトボンディングとは、直接歯にレジンと言われる材料を充填する治療方法で、保険診療ではCR(コンポジットレジン)充填とも言われています。
虫歯や古い金属やコンポジットレジンの詰め物を除去し、口の中で直接充填し形を形成していく方法です。

歯の構造として表層にはエナメル質があり、内部には象牙質があります。
それぞれ色も異なり光の透光性も変わります。
また、内部構造として象牙質の形態もあり、修復する際に保険診療で使用できる材料で白くは出来ますが、保険診療用に認可されている材料しか使用することができないため天然の歯のように自然感のあるように修復することは困難です。

そこで様々な材料や透光性の違う材料、歯の個性を再現するための色調材料を使用することによって、天然の歯牙のように再現する方法がダイレクトボンディングです。

コンポジットレジン自体の強度はセラミックと比べると劣るため、大きな欠損の場合にはセラミックになる場合もありますが、ダイレクトボンディングはセラミックを用いた修復と比べ歯の削る量が少なく、直接充填することによって適合性が高いのが大きな利点となります。

しかし、ラバーダム防湿を行ったりマイクロスコープを用いて精密に治療を行うため、通常の保険診療でのCR充填より治療時間が必要になります。

日暮里でダイレクトボンディングを用いた治療をご希望の際にはぜひ市来歯科医院までご相談ください。