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ボトックス 

この度は市来歯科医院のホームページ・ブログをご覧頂きありがとうございます。

今回は食いしばりや歯ぎしりに対する処置についてになります。

皆さんは1日24時間の中で上下の歯が接触している時間はどのくらいだと思いますか?
ほとんど接触してないという方から、一日中ずっとと思う方まで様々だと思います。

ある論文報告によると正常値は15〜20分(17.5分)程度と言われております。

歯と歯が接触すると、「咬筋」と呼ばれる下あごから頬骨に繋がっている大きな筋肉に刺激が入ります。そのことによってモノを咬む事ができるのですが、力が強すぎてしまったり、時間が長くなりすぎると、「歯」そのものに過大な負担がかかってきてしまいます。

その結果として、歯が欠けたり割れたする、歯を支えている周りの骨が吸収してしまう、周りの歯肉が下がってしまう、などといった症状が現れることがあります。

また、「咬筋」も筋肉のため、負担がかかりすぎると筋肉痛が起こります。その結果、口を開けたり閉じたりするときに痛い、口が開けづらいなどの症状が認められます。

そのような症状を引き起こすものとして、食いしばりや歯ぎしりがあります。
多くは無意識にやってしまうことが多く、睡眠時であったり、仕事中や家事を行っている時などに認められ、ストレスとも関係があることがあります。

無意識下での食いしばりや歯ぎしり自体への対応は難しく、なるべく食いしばらない様気をつける、ストレスを無くすといった心がけが必要となって参ります。

食いしばりや歯ぎしり時に歯や歯の周りの組織への負担を軽減する目的で、マウスピース(ナイトガード)を製作することも可能ですが、違和感もあり装着時には話しづらかったり、食事が取れないなどといった事があります。

そのため、当院では食いしばりや歯ぎしりの治療方法として、咬筋へのボトックス注射治療を行っております。
直接咬筋内へボトックスを注射する事によって、咬筋自体を弱くすることによって食いしばりや歯ぎしりを予防・軽減させます。

咬筋へのボトックス注射の処置時間は説明も含め30分ほどです。
また、保険外診療となります。
詳しくは説明ページをご参照下さい。

日暮里で咬筋ボトックス注射を検討の方は是非市来歯科医院までご相談下さい。