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ISQ測定器を導入しました 

この度は日暮里の市来歯科医院のホームページ・ブログをご覧頂きありがとうございます。

今回は新たに導入したISQ測定器についての記事になります。

ISQ(Implant Stability Quotient)測定器とはインプラントの安定性を非侵襲的に評価するための指標で、1〜99までの数値で表示されます。
数値が高いほどインプラントの安定性が高いとされ、インプラントが骨に適切に結合しているかを評価します。
これはインプラント治療の成功率を大きく左右する重要な要素となります。

ISQ測定器は、レゾナンス周波数分析(RFA)という技術を利用し、ペグと言われる器具をインプラントに取り付けて測定し安定性を判断します。
当院が導入したナカニシ社製のosseo100+は測定器をペグに近づけるだけで測定が可能なため非侵襲的で、患者さまに痛みを伴うことなく測定を行えます。

ISQ測定器

何故、このISQ測定器が重要なのでしょうか?

インプラント治療では、インプラントが骨にしっかりと結合しているかを知ることが非常に重要となります。
埋入直後、仮歯製作の前などにISQ測定器を用いてインプラントの安定性をチェックすることで、必要に応じて治療計画を調整し、最終的な治療成功へと導くことが可能となります。

ISQ測定器 ISQ測定器

また、インプラントを埋入した当日に仮歯を装着する場合(即時加重といいます)、埋入したインプラントのISQ測定を行うことによって即時過重に耐えることができるか判断することができます。

万が一骨が柔らかかった場合などに即時加重を行ってしまったために、インプラントが骨と結合しなかったりするような事を避ける事ができるようになります。

これからインプラント治療を考えている皆さま、当院では最新のISQ測定器を使って治療期間中の不安を軽減し、患者さま一人ひとりに合わせた最適な治療を提供する事ができるよう最善を尽くしております。

ISQ測定器を活用したインプラント治療にご興味のある方は、ぜひ日暮里にある市来歯科医院までご相談下さい。