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【歯肉の色が悪くなる原因とは?】健康なピンク色を守るために知っておきたいこと 

こんにちは、日暮里の市来歯科医院です。
当院のホームページ・ブログをご覧いただきありがとうございます。


鏡を見て「最近、歯肉の色が黒っぽくなってきた…」「なんだか赤黒く腫れているような気がする」と気になったことはありませんか?
歯肉は、お口の健康を映す“バロメーター”のような存在です。
本来は淡いピンク色をしているのが理想ですが、色が変わってしまうのにはいくつかの原因があります。

この記事では、歯肉の色が悪くなる主な原因と、それに対する対策・治療法について詳しくご紹介します。


■ 健康な歯肉の色とは?
健康な歯肉は「淡いピンク色」「引き締まっている」「出血しない」といった特徴があります。
血流が良く、炎症がない状態で、口の中全体に清潔感があります。
しかし、生活習慣や疾患によってこの理想的な状態が乱れると、赤黒く腫れたり、メラニンで黒ずんだりといった変化が現れます。

■ 歯肉の色が悪くなる主な原因
1. 歯周病による炎症
歯肉の色の変化で最も多い原因が「歯周病」です。
プラークや歯石がたまると細菌が繁殖し、歯肉に炎症を起こします。
初期段階(歯肉炎)では赤く腫れるだけですが、進行すると赤紫色に変わり、腫れや出血が見られるようになります。
歯周ポケットが深くなり、歯を支える骨まで破壊されることもあるため、早期発見・早期治療が重要です。
また、歯肉より下方に歯石が付着した場合、黒ずんだ歯石が付着してその歯石の色が透けることで歯肉が黒ずんで見える場合もあります。

2. 喫煙による血流障害
喫煙習慣がある方は、歯肉が黒ずんで見えることがあります。
これはタバコに含まれるニコチンや一酸化炭素によって血管が収縮し、血流が悪くなることが主な原因です。
また、タールなどの色素沈着や、たばこによる刺激によるメラニン色素の過剰産生も影響します。
3. メラニン色素の沈着
肌に日焼けで色素が沈着するように、歯肉にもメラニン色素が沈着することがあります。
これは遺伝的な要因や摩擦・刺激によって増加する場合もあり、特に唇に近い前歯の歯肉に黒っぽく現れることがあります。
痛みや炎症がなければ問題ありませんが、見た目が気になる場合は当院ではレーザー治療によって除去することが可能です。

4. 金属冠(銀歯)によるメタルタトゥー
保険の被せ物などに使われる金属が長年唾液と反応し、イオン化して歯肉に沈着することで黒ずむことがあります。
また、歯の神経を除去したりした後に金属製の土台(メタルコア)を装着している場合、その土台を削って形を整えた際に削りカスが歯肉に入り込んでしまうことがあります。
これらを“メタルタトゥー”と呼びます。
金属アレルギーの原因にもなるため、気になる場合はセラミックなどメタルフリーの素材への変更を検討しましょう。

■ その他の要因
・加齢による血流低下:年齢とともに歯肉の血流が減り、赤黒くくすんで見えることがあります。
・ホルモンバランスの変化:妊娠中や更年期など、ホルモンの変動によって歯肉が腫れやすくなることがあります。
・薬の副作用:一部の薬剤(抗てんかん薬・降圧剤・免疫抑制剤など)により歯肉が腫れたり色が変わることがあります。

■ 改善・予防のためにできること
- 歯科医院での定期検診とクリーニングを受ける
- 正しい歯磨き・フロスの習慣を身につける
- 禁煙する、あるいは本数を減らす
- メラニン除去やセラミック治療など審美的処置を相談する
- 歯周病の早期治療を行う

■ まとめ
歯肉の色が悪くなるのは、日々の生活習慣やお口の中の環境からのサインです。
「なんとなく気になる」「昔より色が暗くなった気がする」…そんな時は、ぜひ市来歯科医院にご相談ください。
歯肉の健康を守ることは、全身の健康や若々しい見た目にもつながります。
一緒に明るく健康的な笑顔を目指しましょう!