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そのセラミックが割れたのは「運」が悪かったから?治療の現場で見落とされがちな「噛み合わせ」という真犯人 

こんにちは。荒川区、日暮里にある市来歯科医院です。
当院のホームページ・ブログをご覧頂きありがとうございます。
他院で治療を受けた患者様から、このようなご相談をいただくことがあります。 「高いお金を出してセラミックを入れたのに、数年で割れてしまった」 「詰め物がよく取れる」 「原因不明の歯の痛みが続いている」
もし、あなたが「高い材料を使ったのにすぐダメになった=運が悪かった、あるいは材料が悪かった」と思っているとしたら、それは少し違うかもしれません。 実は、歯科治療において非常に重要でありながら、最も見落とされがちな原因があります。 それが「咬合(噛み合わせ)」です。

■ 噛む力は、体重並み?
人間の噛む力は、想像以上に強力です。 食事の時で数十キロ、就寝中の歯ぎしりや食いしばり(ブラキシズム)では、なんと体重以上の負荷(60kg〜100kg以上)が特定の歯にかかることもあります。
もし、噛み合わせのバランスが崩れていて、一本の歯だけにこの力が集中していたらどうなるでしょうか? どんなに高価で丈夫なセラミックを入れても、ハンマーで叩き続けるような力が加われば、いつかは割れてしまいます。 あるいは、セラミックが割れなくても、その下の自分の歯が根元から割れて(歯根破折)しまい、抜歯を余儀なくされることもあります。
つまり、「噛み合わせ(力のコントロール)」を無視した治療は、砂上の楼閣なのです。

■ 「木を見て森を見ず」の治療の危険性
虫歯になった歯だけを見て、「穴が開いたから埋める」という治療を繰り返していると、徐々に口全体のバランスが崩れていきます。 家の柱が一本傾いているのに、壁紙だけ貼り替えているようなものです。
市来歯科医院では、必要に応じて「精密咬合診査」を行います。
・顎の関節の動き
・上下の歯の接触状態
・歯ぎしりの痕跡
・理想的な咬合はどこか?
・CTやセファログラムなどのレントゲン検査など
これらを診査し、「なぜその歯が悪くなったのか?」という原因(力の問題)を突き止めます。 もし噛み合わせに問題がある場合は、単に被せ物をするだけでなく、噛み合わせの調整や、夜間のマウスピース(ナイトガード)の使用や全顎的な治療をご提案することもあります。

■ 総合力が問われる「咬合治療」
噛み合わせの治療は、非常に高度な知識と技術を要します。 1ミリ以下の調整で、全身のバランスや体調まで変わってしまうこともあるからです。
当院では、マイクロスコープによる精密治療だけでなく、この「咬合」という視点も常に持ち合わせて診療にあたっています。 院内技工士と連携し、ミクロン単位で噛み合わせを調整した被せ物を作ることができるのも、当院の大きな強みです。

■ 原因から治したいあなたへ
「詰め物がよく取れる」 「治療しても違和感が消えない」 それは、歯からの「SOS」かもしれません。
その場しのぎの修理ではなく、原因の根本解決を目指しませんか? 市来歯科医院は、あなたの歯を守るために、見えない「力」とも戦います。 噛み合わせが気になる方も、ぜひ一度当院にご相談ください。