「異常なし」と言われたのに痛い…。2次元のレントゲンでは見えない病巣を暴く「歯科用CT」の威力
こんにちは。荒川区、日暮里の市来歯科医院です。 当院のホームページ・ブログをご覧頂きありがとうございます。
歯の痛みに悩み、いくつかの歯科医院を受診したものの、「レントゲンでは問題ありません」「様子を見ましょう」と言われてしまった経験はありませんか?
患者さんご本人は確実に痛みや違和感を感じているのに、画像には何も写らない。これは、患者さんにとって非常に不安でストレスの溜まる状況です。 実は、こうしたケースの多くは、**「検査機器の限界」**が原因です。
当院では、原因不明の歯の痛みや、難治性の根管治療に対して、「歯科用CT(3次元レントゲン)」を用いた精密診断を行っています。なぜCTによる検査が必要なのか、従来のレントゲンとの違いをご説明します。
■ 2次元レントゲンの死角
一般的な歯科医院にあるレントゲンは、歯や骨を「平面(2次元)」に投影して撮影します。 これは、立体の建物を正面から写真を撮るようなものです。建物の裏側にあるものや、部屋の中の様子までは分かりません。
歯の根も同じです。 ・根の裏側に隠れた膿の袋 ・複雑に重なり合った神経の枝分かれ ・歯を支える骨の裏側の溶け方
これらは、平面のレントゲンでは他の組織と重なってしまい、発見できないことが多々あるのです。これが「レントゲンでは異常なし」と言われてしまう正体です。
■ CTなら「輪切り」にして丸見え
歯科用CTは、対象物を3次元(立体)で撮影し、さらにそれを0.1mm単位でスライス(輪切り)して見ることができます。 まるで、建物の設計図を見るように、あらゆる角度から歯の中を透視できるのです。
当院でCT撮影を行った結果、 「実はメインの神経の横に、もう一本細い神経があり、そこに細菌が残っていた」 「根の先ではなく、根の側面に穴が開いていた」 「根の先に炎症があり、レントゲンでは認められなかった骨吸収があった」
といった、肉眼や従来のレントゲンでは絶対に見つけられなかった原因が判明するケースが後を絶ちません。
■ 原因が分かれば、治せる
原因さえ分かれば、あとはマイクロスコープを用いてそこをピンポイントで治療するだけです。 逆に言えば、**「正確な診断なしに、治療の成功はあり得ない」**ということです。 当院が、ユニット5台、マイクロスコープ4台に加え、最新式のCTを完備しているのは、この「診断の精度」こそが治療の命だからです。
■ 被ばく量が気になる方へ
「CTは放射線量が多いのでは?」と心配される方もいらっしゃるかもしれません。 当院で導入している歯科用CTは、医科用のCT(胸部や腹部を撮るもの)に比べて、撮影範囲が狭く、被ばく量はごく微量(医科用の1/10〜1/100程度)です。飛行機で移動する際に浴びる自然放射線量よりも少ない程度ですので、どうぞご安心ください。
【担当医について】 当院の精密根管治療は、院長、および東京歯科大学病院 歯内療法科(根管治療専門)にて5年間の研鑽を積んだ歯科医師・井瀬が担当いたします。CT画像を正確に読み解く診断力で、痛みの原因を追求します。
「痛みの原因が分からない」 「長年治療しているのに治らない」 そんなモヤモヤを抱えている方は、ぜひ市来歯科医院までご相談下さい。
