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「歯1本の価値」は数千万円??自費の根管治療が、長い目で見ると“最もコストパフォーマンスが良い”理由 

こんにちは。荒川区日暮里にある「市来歯科医院」です。当院のホームページ・ブログをご覧頂きありがとうございます。

今日は、多くの患者さんが治療を選択する際に最も悩まれるポイント、「治療費」について、歯科医師としての本音をお話ししたいと思います。 当院でご提案している「精密根管治療」は、保険適用外の自費診療となります。そのため、保険診療に比べて窓口での負担額は大きくなります。
「保険治療なら数千円で済む治療に、なぜ数万円〜十数万円もかける必要があるのか?」 「歯の根っこの治療なんて、見えない部分だし安く済ませたい」
そう思われるのは、非常に真っ当な感覚です。しかし、私たち専門家が「それでも自費の根管治療を強くおすすめする」のには、明確な経済的・医学的な根拠があります。 今回は、目先の金額だけではない、「生涯コスト」という視点から、歯を守る本当の価値について考えてみたいと思います。
■ あなたの歯には「高級車」並みの価値がある
突然ですが、皆さんはご自身の歯1本にどれくらいの価値があると思いますか? 「親知らず」を除くと、成人の歯は28本あります。 過去の交通事故の損害賠償請求に関する判例では、歯1本あたり約80万円〜100万円以上の価値が認められたケースがあります。 また、ある意識調査では、一般の方が思う「歯1本の価値」は平均して約35万円、歯科医師が考える価値は約104万円というデータもあります。
さらに言えば、自分の生まれ持った歯の機能(噛み心地、味覚、衝撃吸収能力など)を完全に再現できる人工物は、現代の科学をもってしても存在しません。つまり、あなたの口の中には、数千万円クラスの資産(プライスレスな価値)が並んでいるのと同じことなのです。
■ 「安物買いの銭失い」になりやすい歯科治療
厳しい言い方になってしまいますが、日本の保険診療における根管治療は、決められた診療報酬の関係から「薄利多売」の構造にならざるを得ないのが現状です。 限られた時間、限られた材料費の中で治療を行おうとすると、どうしても「成功率」に限界が生じます。
もし、費用の安さを優先して保険治療を選び、その結果、数年後に再発してしまったらどうなるでしょうか?
• 再治療のコスト: 何度も通院する交通費と時間、治療費がかかります。
• 歯を削るコスト: 治療のたびに歯を削らなければならず、歯は脆くなり、歯の破折および抜歯のリスクが高まります。
• 抜歯後のコスト: これが最も高額です。
もし根管治療がうまくいかず抜歯になった場合、失った歯を補うための選択肢は主に3つです。
1. インプラント: 1本あたり約40〜50万円以上。
2. ブリッジ: 両隣の健康な歯を削る必要があり、削った歯の寿命を縮める「負の連鎖」が始まります。
3. 入れ歯: 噛む力は天然歯の30%程度に激減し、審美面や義歯の取り外しなどQOL(生活の質)が著しく低下します。
つまり、最初の根管治療の段階で、十数万円の投資をして「歯を残す」ことは、将来的に発生するかもしれない数十万円〜数百万円の出費(インプラント代など)を防ぐための、極めてリターンの大きい投資と言えるのです。
■ 市来歯科医院の治療費の「内訳」
では、当院の精密根管治療は何にコストがかかっているのでしょうか? 単に利益を上乗せしているわけではありません。成功率を極限まで高めるための「必要経費」なのです。
1. 時間の確保(Time): 保険治療が1回15分〜30分程度なのに対し、当院では60分〜120分の時間を確保します。焦らず、確実に汚染を取り除くために絶対に必要な時間です。治療の回数が減ることで仮蓋の期間が少なく、細菌感染の可能性が減少します。そして、根管充填といって神経があった空間を密閉する処置もより丁寧に過不足なく行うことができます。
2. 新品の器具(Safety): 根の中を清掃する「ニッケルチタンファイル」という器具は、金属疲労で折れ込むリスクがあるため、当院での自費根管治療の場合には新品を使用します。これだけでも大きなコストがかかります。
3. 高度な設備(Technology): ユニット5台に対して4台設置されたマイクロスコープ、診断のための最新型のCT、感染を防ぐラバーダムやバイオセラミックスシーラーやMTAセメントなど、世界水準の機材・薬剤を使用しています。
■ 「とりあえず」ではなく「一生もの」の治療を
家を建てる時、基礎工事をケチる人はきっといないはずです。基礎が傾いていれば、どんなに立派な家を建ててもすぐに住めなくなってしまいます。 根管治療は、まさに歯の「基礎工事」です。
「高い治療費を払ってでも、自分の歯で一生美味しく食事をしたい」 「将来、インプラントや入れ歯になりたくない」
そうお考えの賢明な患者様にとって、当院の精密根管治療は決して「高い買い物」ではないと確信しています。

【担当医について】 当院の精密根管治療は、院長、および東京歯科大学病院 歯内療法科(根管治療専門)にて5年間の研鑽を積んだ歯科医師・井瀬が担当いたします。専門医レベルの技術を、適正な価格で提供することをお約束します。
荒川区日暮里でマイクロスコープを用いた精密な根管治療を受けたいとお考えの方はぜひ市来歯科医院までご相談ください。