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根の治療が終われば安心?いいえ、実は「被せ物」が寿命を決める。院内技工士3名と連携する市来歯科医院の強み 

こんにちは。荒川区日暮里にある「市来歯科医院」です。 当院のホームページ・ブログをご覧頂きありがとうございます。

今回は、根管治療の「その後」に待っている、非常に重要なプロセスについてお話しします。 多くの患者さんは、「根の治療(神経の治療)が終わって痛みがなくなれば、もう大丈夫」と安心されます。そして、その後に装着する「被せ物(クラウンや詰め物)」については、「白いか銀色か」「値段が高いか安いか」といった見た目やコストだけで選んでしまいがちです。
しかし、専門的な視点から言わせていただくと、**「根管治療の成功は、被せ物の精度で決まる」**と言っても過言ではありません。 どんなに完璧に根の中を消毒しても、最後に被せる蓋(被せ物)が粗悪であれば、治療は失敗に終わります。
当院には、都内の歯科医院では非常に珍しく「院内技工所」があり、3名の経験豊富な歯科技工士が常駐しています。なぜ私たちがここまで「技工(ものづくり)」の体制にこだわるのか。そこには、根管治療の再発を防ぐための確固たる理由があります。
■ 恐ろしい「コロナルリーケージ」とは?
根管治療が失敗し、再発してしまう原因の多くは、実は治療そのものではなく、治療後の「封鎖不全」にあります。これを専門用語で**「コロナルリーケージ(歯冠側からの漏洩)」**と呼びます。
根管治療をした歯は、神経があった部分が空洞になっています。そこに根管充填として最終的なお薬を詰めて、土台を立て、被せ物をします。 もし、この被せ物と歯の間に、わずかな「隙間」や「段差」があったらどうなるでしょうか?
お口の中は、常に唾液で潤っています。唾液の中には無数の細菌がいます。 その隙間から、細菌を含んだ唾液が毛細管現象によってジワジワと内部に侵入していきます。そして、せっかく無菌化したはずの根の先まで到達し、再び細菌感染を引き起こし膿の袋を作ってしまうのです。 つまり、「隙間のない、極限までフィットする被せ物」を入れることこそが、根管治療の真のゴールなのです。
■ 院内技工士がいるという「圧倒的な差」
通常、歯科医院は被せ物の製作を外部の技工所に依頼します。 その場合、歯科医師と歯科技工士のやり取りは「指示書(紙)」や「模型」の受け渡しのみで行われます。患者さんのお口の中を直接技工士が見ることはほとんどありません。
しかし、市来歯科医院のスタイルは全く異なります。 当院では、3名の技工士が院内に常駐しており、必要に応じて診療室で患者さんのお口の中やお顔との調和を直接確認します。
「模型では分かりにくいけど、歯肉のラインはこうなっている」 「噛み合わせのクセがこうだから、ここは少し厚みを持たせよう」 「隣の歯の色に合わせるために、もう少し透明感を出そう」
こうした微調整を、歯科医師と歯科技工士がその場でディスカッションしながら進めることができます。 この「密な連携」があるからこそ、機能的にも審美的にも、そして何より**「封鎖性(フィット)」**において妥協のない被せ物が完成するのです。
■ 歯科医師 × 歯科技工士 コラボレーション
当院では、根管治療を行う歯科医師がマイクロスコープ(顕微鏡)を使うのはもちろんですが、被せ物を作る歯科技工士もまた、顕微鏡を使って精密な作業を行います。
• 歯科医師: マイクロスコープ下で、被せ物がピタリと入るように、滑らかで精度の高い歯の形(支台歯形成)を作ります。
• 歯科技工士: マイクロスコープ下で、その形にミクロン単位の狂いもなく適合する被せ物を製作します。
• 装着の確認: 完成した被せ物をセットする際も、マイクロスコープで隙間がないかを徹底的にチェックします。
この「マイクロスコープ・リレー」により、細菌の侵入経路を徹底的に遮断します。 これが、市来歯科医院の治療が「長持ちする」と言われる理由です。
■ 総合力が、あなたの歯を守る
根管治療は「基礎工事」、被せ物は「建築」です。 基礎がしっかりしていても、雨漏りする家では住めません。逆に、どんなに豪華な家でも、基礎が腐っていれば倒壊します。
当院は、精密根管治療という「最強の基礎」の上に、院内技工士による「精密な建築」を建てることができるクリニックです。 「治療した歯を、もう二度と悪くしたくない」 その願いを叶えるために、私たちはチーム一丸となって全力を尽くします。

【担当医について】 当院の精密根管治療は、院長、および東京歯科大学病院 歯内療法科(根管治療専門)にて5年間の研鑽を積んだ歯科医師・井瀬が担当いたします。治療から被せ物まで、一貫した品質管理をお約束します。
ぜひ、荒川区日暮里で精密な歯科治療をお望みの際には市来歯科医院までご相談ください。