「作り手」が診察室にやってくる。全国でも数%の「院内技工士」がいるメリットとは?
こんにちは。荒川区日暮里にある「市来歯科医院」です。
当院のホームページ・ブログをご覧頂きありがとうございます。
皆さんが歯科医院で被せ物(クラウン)や詰め物(インレー)を作るとき、その「歯」を誰が作っているかご存知ですか? それは歯科医師ではありません。国家資格を持つ「歯科技工士」という、ものづくりのプロフェッショナルが製作しています。
一般的な歯科医院では、提携している外部の技工所に製作を依頼(外注)することがほとんどです。 しかし、市来歯科医院には院内に専用の歯科技工所(ラボ)があり、3名の常勤歯科技工士が在籍しています。 これは、全国の歯科医院の中でもわずか数%しかない、非常に恵まれた環境です。(保険診療の一部は外部の歯科技工所に外注しています)
今日は、なぜ「院内技工」にこだわるのか。 「外注」と「院内」では何が違うのか、そのメリットについてお話しします。
■ 1. 「時間」のかけ方が違う(適合精度の差)
保険の銀歯などは、制度上、限られたコストの中で製作しなければなりません。そのため、外部の技工所では「短時間で多くの数を製作する」という効率性が求められます。 もちろん、歯科技工士さんはプロですので基準を満たすものは作りますが、どうしても「ミクロン単位のこだわった調整」までは手が回らないのが構造的な現実です。
一方、当院の院内技工士が担当する自費診療(セラミック等)には、そのような「時間の制約」がありません。 一人の患者様のために、顕微鏡(マイクロスコープ)を使い、時間をかけて適合を調整します。 「ここをあと0.01mm修正すれば、もっとピッタリ入る」 この徹底的なこだわりが、細菌の侵入を許さない「超精密な適合」を生み出します。
【ここに「院内技工士がマイクロスコープで作業している」画像を挿入】
■ 2. 「写真」だけでは伝わらない色と形
外部発注の場合、患者さんが歯科技工士の顔を見ることはありません。あくまで「模型」と「指示書(メモ)」だけを頼りに作ります。色は写真をメールで送って伝えますが、モニター越しではどうしても「微妙なニュアンス」が伝わりにくいものです。
当院では、必要に応じて歯科技工士が診療室に足を運び、患者さんのお口を直接拝見します(シェードテイク)。「ここの透明感をもっと強くしよう」 「光の当たり方でこう見えるから、少し彩度を落とそう」 作り手である歯科技工士が自分の目で見て、その場の光で確認する。だからこそ、自然な歯を作ることができるのです。
■ 3. 歯科医師×歯科技工士の「密な連携」
良い被せ物を作るには、土台となる歯の形(形成)も重要です。 歯科技工士がいる当院では、形成の段階から連携が始まります。
技工士:「先生、ここのスペースがあと0.5mmあると、もっと強度が強くて綺麗なセラミックが作れます」
歯科医師:「分かりました。ではここを修正して、より適合を良くしましょう」
このようなプロ同士のディスカッションが、毎日リアルタイムで行われています。 言われた通りに作るだけの下請け仕事ではなく、「最高の結果を出すために共に創る」チーム医療がここにあります。
■ 4. スピードとトラブル対応
万が一、セットする時に「ほんの少しきつい」「噛み合わせが0.1mm高い」という場合でも、その場ですぐに歯科技工士が修正・研磨を行うことができます。 外部発注なら「また来週」となってしまうところを、当院ならその日のうちに完璧な状態でセットできることが多いのです。 お忙しい日暮里エリアの患者さんにとって、このスピード感と安心感は大きな価値となります。
■ あなたのための「オーダーメイド」
自費診療のセラミック治療は、決して安いものではありません。 だからこそ、私たちは「流れ作業」で作られたものではなく、あなたの笑顔のために魂を込めて作られた「作品」を提供したいと考えています。
「前歯の見た目を自然にしたい」 「自分にぴったりの歯を入れてほしい」 その願いを叶えるのは、市来歯科医院の歯科技工士チームです。ぜひ、荒川区、日暮里で歯科技工士がいる歯科医院での治療をご希望の際には市来歯科医院までご相談ください。
